Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山下 弘巳 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (40200688)
岩本 正和 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (10108342)
寺崎 治 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (30004401)
松方 正彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (00219411)
黒田 一幸 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90130872)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2001: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Research Abstract |
最近のこの分野における研究動向を調査した. 固体酸性質に関して,(1)ゼオライトとメソポーラス物質内の強い固体酸点の発現,(2)メソポーラス物質内の固体酸点の発現,(3)アルカリ処理によるメソ細孔の発生と触媒活性,およびゼオライト種からのメソポーラス物質の合成,(4)固体酸ゼオライトのノンハロゲン化プロセスヘの応用,(5)ミクロおよびマクロ細孔の触媒反応活性におよぽす影響,の以上5件を調査研究した. 新物質の合成に関して,(1)酸性条件におけるメソポーラス物質の合成,(2)あたらしいメソポーラス物質の合成,(3)最近のゼオライト合成における進歩,(4)電子顕微鏡による構造決定,(5)リン酸ジルコニア層状化合物め化学,の以上5件を調査研究した. 有機化学反応への応用に関して,(1)ナノ空間化学の新展開,Asの除去,不整有機反応など,(2)モンモリロナイトとMS4Aの共用による有機反応,(3)金属ナノ細線の生成と触媒活性,(4)メソポーラス物質による重合触媒MAOの精製,の以上4件を調査研究した. 光触媒反応への応用に関して,(1)Taメソポーラス物質の合成と水の光分解,(2)メソポーラス物質塩基サイトの精製とプロペン分解触媒反応,(3)Crメソポーラス物質の光触媒活性,の以上3件を調査研究した. さらに,ミクロおよびメソポーラス物質における計算機化学の進歩も調査した. これらを総合して,今後のこの分野の研究遂行における指針とした.なお,まとめた冊子を印刷し,全国の研究者に配布した.
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