大学教育方法改善のための教授技法の体系化とデータベース化
Project/Area Number |
13898004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
赤堀 侃司 東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (80143626)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
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Keywords | 大学教育 / 教育方法 / 教授技法 / データベース / インターネット |
Research Abstract |
1.我が国で実施してきた大学授業の教授法の事例収集平成9年に研究組織のメンバーを中心に、65事例を収集した。教授法の体系化にはこれだけの事例では少ないので、さらに同程度の事例を収集した。その収集の仕方は、以下の項目にしたがって記述した内容とし、電子メールなどを利用した。 ・授業者・授業科目・対象学生・教室の環境 ・教材と内容・教授法の特徴・メディアの種類・参考文献 2.教授法の特徴の体系化教授法の特徴の体系化を図る。その方法は、上記の自由記述である「教授法の特徴」をすべてカード化し、KJ法によって分類した。このため、2回の合宿形式の研究会を実施した。 例えば、「協調学習の効果」、「メタファーによる学習」、「教員の距離による親近感」、「目標の設定」、「電子メディアによる情報交換」、「即時的なフィードバック」、「体験による学習」、「先行オーガナイザー」、「知識の構造化」、「表現形式の違い」、「原著の文献による学習」等のいくつかのキーワードをもとに構造化した。 3.KJ法によって分類した事例をデータベース化した。インターネット上に公開することにより誰にでもアクセス可能である。また、掲示板を設置することによって、様々な閲覧者の意見を収集し、データベースの改善を行っていきたいと考えている。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)