Project/Area Number |
13J00239
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Japanese history
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Research Institution | Miyagi Gakuin Women's University |
Principal Investigator |
遠藤 みどり 宮城学院女子大学, 学芸学部, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥3,960,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 日本古代史 / 天皇制 / 王権論 / 後宮制度 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は5月に出産をしたため、5月~1月出産・育児のための採用中断(内8月~1月研究準備支援期間)を申請した。8月からは研究準備支援期間に入り、少しずつ研究を進めたが、育児中心で、泊まりがけの出張等ができない状況であったため、資料整理や論文執筆など机上でできる作業が中心となり、現地調査や研究報告を行うことはできなかった。また、昨年度行っていた譲位についての研究は本年度進めることができなかったため、研究成果のまとめは来年度行う予定である(特別研究員の任期は9月まで延長されている)。こうした中、本年度は①『日本古代の女帝と譲位』の刊行、②光仁朝の皇統意識および③後宮制度の再編過程についての研究、④正倉院文書の調査を行った。 ①は平成27年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の交付を受け、2015年11月に刊行した。2011年に提出した博士論文の内容がもととなっているが、一部、本研究課題の成果も含まれている。 ②は昨年度から行っていた光仁朝の位置づけに関する研究で、奈良時代の天智系王族および光仁朝の天武系王族の位置づけを分析することで、光仁朝における皇統意識を明らかにした。 ③は1年目に行った後宮再編についての研究を補完するもので、2年目以降行ってきた「母后」に関する研究を進める中で明らかになった皇后宮移転についての新見解、および上記②の光仁朝の位置づけを踏まえ、令外キサキである女御の成立などの後宮再編が、光仁朝ではなく桓武朝を起点に始まることを明らかにした。 ④は1年目から行ってきた「母后」に関する研究のための調査である。本年度は出産・育児のための中断期間をはさむことから、調査補助のための学生アルバイトを雇用し、調査を進めた結果、奈良時代の皇后宮の様相などが明らかとなり、上記③の研究につなげることができた。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(4 results)
Research Products
(10 results)
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[Presentation] 譲国儀の成立2014
Author(s)
遠藤みどり
Organizer
史学会大会古代史部会
Place of Presentation
東京大学(東京都文京区)
Year and Date
2014-11-09
Related Report
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[Presentation] 譲国儀の成立2014
Author(s)
遠藤みどり
Organizer
宮城学院女子大学キリスト教文化研究所公開研究会
Place of Presentation
宮城学院女子大学(宮城県仙台市)
Year and Date
2014-10-09
Related Report
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[Presentation] 日本古代王権とキサキ2013
Author(s)
遠藤 みどり
Organizer
名古屋歴史科学研究会大会
Place of Presentation
名古屋大学(愛知県名古屋市)
Year and Date
2013-05-18
Related Report
Invited
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