純スピン流書き込み技術を搭載した超低消費電力・縦型ゲルマニウムMOSFETの創製
Project/Area Number |
13J00339
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Electron device/Electronic equipment
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Research Institution | Osaka University (2014) Kyushu University (2013) |
Principal Investigator |
山田 晋也 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 助教
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,760,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | MBE / 純スピン流 / ホイスラー合金 / スピントロニクス / ゲルマニウム / 分子線エピタキシー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,研究代表者がこれまで開発してきた『ホイスラー合金/Ge/ホイスラー合金』縦型構造の作製技術をベースとして,純スピン流を動作原理に利用した縦型GeスピンMOSFETの動作実証を目指している.本年度の研究実施状況を以下に記す. 本年度は,前年度の研究で明らかになった課題を踏まえ,Geチャネル層とFe3Si下部電極の界面電気伝導を制御するため,Ge薄膜へのドーピング効果を検討した.前年度の検討により,作製したGe薄膜は高いキャリア濃度のp型伝導を示すことが明らかになっていたことから,Ge薄膜成長時にn型不純物であるSbを同時に蒸着し,Ge薄膜のn型化による界面電気伝導の改善を検討した.Sbの蒸着セル温度を250 ºCから300 ºC変化させSbの蒸着量を制御することで,p型伝導からn型伝導への変化を観測することができた.しかし,それと同時に,Ge薄膜の結晶性の劣化を生じた.Sbの過剰供給による偏析の影響が結晶性の劣化に影響していると考えられ,偏析を最小化する新手法を検討する必要がある.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(38 results)