養護教諭による学校経営参画が学校保健の充実に及ぼす効果に関する研究
Project/Area Number |
13J00617
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Educaion
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
留目 宏美 筑波大学, 人間総合科学研究科, 特別研究員(DC2)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2014: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2013: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
|
Keywords | 学校経営 / 学校保健 / 養護教諭 / 参画 |
Outline of Annual Research Achievements |
学校保健の充実のための組織的・経営的条件の一つと考えられる「養護教諭による学校経営参画」がどのような過程を経て、どのような効果をもたらすのかを解明することを目的とした。インタビュー調査、アンケート調査、事例調査を実施し、これらによって得られた各種データの分析を行った。 その結果、「養護教諭による学校経営参画」は、「教職員それぞれが保健室課題を自己課題及び学校課題として捉え、共有化し、組織的な取り組みの拡充を促すための養護教諭の諸活動」であった。これによって、「教職員」の実体的側面・関係態的側面における変化がもたらされ、個人・集団・組織における実践性が高められていた。 ただし、以上のような動態が生み出され、促進されるためには、学校の実情に応じて、養護教諭の専門性や個人特性を「生かす」学校経営が不可欠であった。具体的には、管理職や主任層のリーダーシップにもとづいて「教職員」関係を調整すること、そして、養護教諭を適切に組織化し、学校内制度を整備すること、養護教諭の日常的実践を学校が自律的に支え促すこと、などであった。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(6 results)