Project/Area Number |
13J01732
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
谷岡 謙 大阪大学, 人間科学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 階層帰属意識 / SSPプロジェクト / 社会移動 / SSP調査 / 潜在クラス分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、階層認知メカニズムの解明を行い、日本の相対的特徴を明らかにすることである。具体的には、以下の2つの研究を遂行した。 【研究1】社会学・社会心理学の文献研究から計量的なモデルを構築し、大規模社会調査データの時点間比較を行い、階層認知メカニズムの解明を目指す。具体的には、2015年に行われたSSP調査データと1995年に行われたSSM調査データを分析し、モデルを検討する。 【研究2】GSSといった海外の大規模社会調査データの比較分析を行い、日本の階層認知メカニズムと比較を行う。具体的には、まずはJLPSパネルデータの分析を行い、その後GSSパネルデータを分析することで、その時系列的変化の特徴を明らかにする。 【研究1】については、3月にSSP調査データを用いた報告書を執筆した。この研究をもとに『SSPプロジェクト公開シンポジウム』において発表をしている。この報告書・論文では、階層帰属意識という変数を用いて、格差社会初期の日本社会と格差社会と言われはじめ20年近くが経過した日本社会を比較し、人びとの意識の格差が拡大していることを明らにした。具体的には、1995年では年齢層や正規・非正規雇用といった属性によって階層帰属意識に大きな差はなかったが、2015年になるとこれらの属性によって階層帰属意識に差が生まれ、客観的な有利・不利が人びとの意識に反映されるようになっていることが明らかとなった。 【研究2】については、東京大学において行われた『2015年度二次分析研究会 成果報告会』において研究発表を行った。この発表では、人びとの階層帰属意識が揺れ動く様子を潜在クラス分析で明らかにした。具体的には、安定的な階層帰属意識を持つ人びもいれば、不安定な階層帰属意識を持つ人びとも存在し、その安定性は主に学歴によって規定されていることが明らかとなった。海外データとの比較は今後の課題である。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(9 results)