小脳プルキンエ細胞樹状突起発生過程におけるミトコンドリアのダイナミクスと機能
Project/Area Number |
13J02523
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Neurophysiology and muscle physiology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
福光 甘斎 京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | ミトコンドリア / クレアチン / プルキンエ細胞 / 樹状突起 / アクチン / エネルギー代謝 / ATP |
Outline of Annual Research Achievements |
生物は細胞内外の環境の変化にも関わらず、細胞内のエネルギー状態を一定に保つためにミトコンドリアを中心とする好気呼吸のみならず、酸素を使わない嫌気呼吸などエネルギー供給の多重システムを発達させている。本研究では、中枢神経系神経細胞の中でも際立って複雑な樹状突起を持つ小脳プルキンエ細胞をモデルとし、特に樹状突起形成過程に着目し、樹状突起形成を支えるエネルギー代謝機構を明らかにすることを目的に研究を行った。前年度はミトコンドリアが樹状突起に配置されることが樹状突起形成に重要な役割を果たすことを明らかにした。本年度は、エネルギー供給システムであるクレアチンシャトルに着目し、樹状突起形成への影響を検証した。その結果、クレアチンシャトルの阻害により、樹状突起の矮小化がみられた。また、細胞質クレアチンキナーゼとして知られるCK-BとCK-Mの二種類のクレアチンキナーゼが樹状突起形成に重要な役割を果たすことが明らかになった。FRETプローブであるATeamを用いた解析から、クレアチンシャトルが定常状態での細胞内 ATP量の維持に重要な役割を果たしていることが示唆された。さらに、 突起先端部でのGFP-actin のFRAP解析により、クレアチンシャトルがアクチン代謝を制御することが明らかになった。以上の結果から、クレアチンシャトルが細胞内エネルギー量を維持し、アクチン代謝を制御することで樹状突起形成を制御することが明らかになった。これら一連の研究成果はThe Journal of Neuroscience 誌に発表した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)