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ラドン吸入法による生活習慣病の予防と治療に関する検証・探索とその機構解明

Research Project

Project/Area Number 13J02810
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field Applied health science
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

西山 祐一  岡山大学, 大学院保健学研究科, 特別研究員(DC2)

Project Period (FY) 2013
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywordsラドン / 糖尿病性腎症 / 酸化ストレス / 抗酸化機能
Research Abstract

我々は岡山大学病院三朝医療センターで実施しているラドン療法に関する機構の解明や新規適応症の探索等に向けて, 主にマウスを用いたラドン吸入試験を実施している。近年得られた成果から, ラドン吸入により抗酸化機能・抗炎症作用が亢進することが明らかになりつつある。本研究は, これまでの所見からラドン吸入による改善効果が高く期待できる糖尿病性の腎症と神経障害を対象に, ラドン吸入が及ぼす具体的な効果と, ラドン療法の糖尿病治療への応用の可能性について詳細に検討するものである。これにより, ラドン療法による生活習慣病(活性酸素病)の予防と治療に関する検証・探索とその機構解明に資する。尚, 平成25年度途中に研究代表者は特別研究員を辞退したため, 本実績は糖尿病性腎症のみを対象としたものとなった。
本年度は, ラドン吸入が糖尿病性腎症に及ぼす効果について検討した。その結果, ラドン吸入によりマウス腎臓組織中の抗酸化酵素・物質量が増加し, 糖尿病性腎症のスクリーニングとして用いられるクレアチニンクリアランスの上昇が抑制された。糖尿病においては血糖値を正常に保つことで合併症の発症を予防することができるとされているが, これまでに得られた結果からはラドン吸入にはインスリンの分泌を促すことにより血糖値上昇を抑制する効果はなかった。他方, 糖尿病合併症の病態には高血糖値による酸化ストレスの関与が指摘されていることから, ラドン吸入による腎臓組織中の抗酸化酵素・物質量の増加がクレアチニンクリアランスの低下に寄与したと考えられた。現在, 得られた成果を取りまとめ, 原著論文等による研究発表を進めている。

Strategy for Future Research Activity

(抄録なし)

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2014-01-29   Modified: 2024-03-26  

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