バキュロウイルスにおける長鎖非コードRNAによる転写制御機構の解析
Project/Area Number |
13J03128
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Applied entomology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
石原 玄基 東京大学, 農学生命科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | バキュロウイルス / 長鎖非コードRNA / DNAウイルス / ウイルス増殖 / 経口感染力 / 転写制御 / 経口感染 / 組織特異性 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、バキュロウイルスのゲノムから転写されている新しいクラスの長鎖非コードRNAのウイルス感染時における機能を解析し、厳密なウイルス遺伝子の転写制御における役割を明らかにすることを目的としている。そのために、バキュロウイルスゲノム由来の長鎖非コードRNAの機能解析を網羅的に実施した。手法としては、個々の非コード転写物に対してプロモーターノックアウトウイルス(PKOウイルス)を構築し、ウイルス遺伝子の発現制御と高次宿主制御との関連を調査することとした。組換えウイルスの作成は培養細胞における相同組換え法を用いて行い、現在までに22種のプロモーターノックアウトウイルスを構築した。 次にプロモーターノックアウトウイルスの培養細胞、及びカイコ幼虫における性状を調査した。具体的には、感染細胞において発現している転写産物に対するNorthern解析、出芽ウイルス・多角体の産生量、及び、カイコ幼虫に対する病原性(半数致死時間、および半数致死量)を調査した。 これまでに作成した22個のPKOウイルスの解析を行った結果、野生型ウイルスと比較して有意に多角体産生量が低下する1つのPKOウイルスと、経口感染力が消失する2つのPKOウイルスを見出した。これらの結果は、バキュロウイルスの長鎖非コードRNAが遺伝子発現制御や、病原性に影響を与えていることを示すものであった。続けて、それぞれの非コードRNAをコードする領域に対して詳細な解析を行った。その結果、野生型ウイルスと優位に表現型の異なった3つのPKOウイルスは、それぞれ異なった機構でウイルスの増殖・感染性に寄与している事が明らかとなった。得られた結果の一部は学会発表および、投稿論文にて発表した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)