数理的アプローチからの言語動態の可視化及びモデル化に関する研究
Project/Area Number |
13J03462
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Japanese linguistics
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Research Institution | The University of Tokyo (2015-2016) Doshisha University (2013-2014) |
Principal Investigator |
小野原 彩香 東京大学, 理学系研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥1,453,982 (Direct Cost: ¥1,326,140、Indirect Cost: ¥127,842)
Fiscal Year 2015: ¥276,991 (Direct Cost: ¥213,070、Indirect Cost: ¥63,921)
Fiscal Year 2014: ¥276,991 (Direct Cost: ¥213,070、Indirect Cost: ¥63,921)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 言語進化 / 一般化線形混合モデル / 社会構造 / 変化率 / 経年変化 / 変化速度 / 人口統計学 / 日本語学 / 言語変化 / 数理的手法 / 系統学 / データサイエンス / 言語地理学 / 文化情報学 / 空間統計 / 統計分析 / ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は言語変化の微細な動態を明らかにするために、地域性、社会構造の異なる複数の小規模な地域を対象として、言語形式と言語外的要因との関係を定量的に明らかにし、言語動態を把握することを目的としている。以上の目的を達成するために最終年度(2016年4月1日~2016年9月30日)には、次のような調査・研究を行った。 前年度に、はびろネット(滋賀県米原市柏原の市民グループ)と共同で行った米原市及び岐阜県関ヶ原町の語彙と文法に関するアンケート調査では行わなかったアクセント調査を行った。これは、当初予定していた通り、網羅的にデータを収集し、各側面の変化や伝播の違いを明らかにするためである。この調査では、昨年度行ったアンケート調査の地域と同一地域において、調査を行い、現在も継続中である。被調査者も前回のアンケート調査で対象とした祖父母世代、親世代、中学生世代の各世代を対象とし、調査内容は、名詞、形容詞、動詞、付属語アクセントである。 また、前述の米原市及び岐阜県関ヶ原町の語彙と文法に関するアンケート調査のデータを用いて、言語変化と変化の要因についての定量的な分析を行った。このアンケート調査では、中学生、親世代、祖父母世代の3世代の言語使用状況について調査を行ったが、そのうち、祖父母世代から中学生世代への各質問項目の使用率の増減を言語変化率として利用した。この言語変化率と関連する要素として、先行研究で取り扱われてきた人口に関する要素、面積、年齢構成(高齢化率、15歳未満率)と、新たに土地の利用割合を選択し、言語変化率を目的変数、各言語外的要因を説明変数として、一般化線形混合モデルへの当てはめを行った。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)