子ども虐待におけるアウトリーチと多機関連携の問題解決モデル
Project/Area Number |
13J04048
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Clinical psychology
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
髙岡 昂太 千葉大学, 大学院医学研究院, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013 – 2014
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,760,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 子ども虐待 / アウトリーチ / 多機関連携 / ICT / インフォグラフィックス / アプリケーション / リコメンデーション / 国際比較 / 多機関連 / 困難事例 / 質的研究 / 性虐待 / 頭部外傷 / 子ども権利擁護センター |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究目的は、子ども虐待対応現場における自ら援助を求めない養育者への対応事例に対して、①どのように各機関がアウトリーチをするか、②医療一福祉一司法機関が多機関連携を構築するか、という二つの問題を解くことである。昨年度に引き続き、日本の各機関のアウトリーチの特徴、また多機関連携における困難事例や失敗事例を集め、共通点・相違点の分析を行った。その結果、特に性的虐待における多機関連携の知見が蓄積されておらず、司法(警察・検察)と司法面接(日本では被害確認面接と呼ばれる)における連携に問題点を抱えていることが見出された。現在、日本でのデータ収集の発展とさらなる詳細なデータ分析を終え、随時論文投稿中である。また、ブリティッシュコロンビア大学の倫理委員会にも申請し、研究の公共性を高め、北米でも調査を続ける予定である。 これまでに得られた研究結果を元に、現場で使えるツールとして、虐待を受けた子どもへのインタビューを標準化したアプリケーションの開発(Hacking Health Hackathon Vancouver 2014にてMGSデザイン賞&オーディエンス投票部門を同時受賞)、現場のリスクアセスメントを元にしたリコメンデーションシステムの開発(University of British Columbia, Capstone Project採択)、そして得られた知見をTwitterやYouTube、Change. orgを用いた子ども虐待対応の情報啓発をチームで行った。Twitter (@childfirsttan)や、Youtubeではインフォグラフィックス「性暴力を受けている子ども達へ」が4ヶ月で再生回数1万6千件を超え朝日新聞に特集された。現在所在不明児童に対する多機関連携のシステム提案について、Change. orgでも12月現在1万7千署名を集めている。
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Research Progress Status |
本研究課題は平成26年度が最終年度のため記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究課題は平成26年度が最終年度のため記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(18 results)
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[Journal Article] Transporting Cognitive Behavioural Therapy (CBT) and Improving Access to Psychological Therapies (IAPT) Project to Japan : Preliminary observations and service evaluation in Chiba2014
Author(s)
Kobori, O., Nakazato, M., Yoshinaga, N., Shiraishi, T., Takaoka, K., Nakagawa, A., Iyo, M., Shimizu, E
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Journal Title
Journal of Mental Health Training, Education and Practice
Volume: 9
Pages: 155-166
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