北タイの危機言語ムラブリ語のドキュメンテーションとその分析
Project/Area Number |
13J04309
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Linguistics
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
伊藤 雄馬 京都大学, 文学研究科, 特別研究員(DC2)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | 言語ドキュメンテーション / 言語学 / オーストロアジア語族 / 危機言語 |
Outline of Annual Research Achievements |
計画していたタイでの現地調査を2014年5月・9月、2015年2月・3月に実施した。 これらの調査により、ムラブリ語の「男ことば・女ことば」について新しい語彙が確認された。また、話し手が消滅した可能性のあったムラブリ語のB方言について、6名の話者を確認し、簡単な語彙調査を実施することができた。また、これまで得られたムラブリ語A方言の資料とB方言の資料を比較し、その相違について研究発表を行った。その結果、文法はほとんど同じであること、基礎語彙の共有率が低いこと、「男ことば・女ことば」が逆転している例のあることが分かった。これらの特徴を説明しうる方言分岐のあり方を議論することが、今後の研究課題となる。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(12 results)