第二次世界大戦後のシンガポールおよび香港における文化活動と「戦争の記憶」
Project/Area Number |
13J04793
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Historical studies in general
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Research Institution | Tokyo National University of Fine Arts and Music |
Principal Investigator |
松岡 昌和 東京藝術大学, 音楽研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥4,320,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 第二次世界大戦 / 文化政策 / メディア / プロパガンダ / シンガポール / 南方占領地 / 香港 / 植民地 / 記憶 / 文化アイデンティティ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、戦時中から戦後にかけてシンガポールおよび香港で活動した「文化人」のネットワークを見ることよって、戦時期から戦後にかけての文化活動の連続と断絶、「戦争の記憶」の創造・継承・忘却のあり方を浮き彫りにするものである。平成27年度は、主にこれまでの資料調査や分析に基づく研究発表を行った。特にシンガポールで収集した資料を中心的に取り上げた研究発表に努めた。国内では、20世紀メディア研究所第98回研究会において「従軍漫画家が描いた東南アジアの女性像」と題する発表、ならびにアジア教育史学会において「日本占領下シンガポールにおける文化政策」と題する発表を行った。国外では、2015 AAS-in-Asia Conferenceにおいて‘Double Dilemma in Japanese Cultural Policies in Its Empire: Japanese Intellectuals' Experiences in Wartime Singapore’と題する発表、ならびにInter-Asia Cultural Studies Society Conference 2015において‘Images of Southeast Asian Women from the Perspective of a Wartime Japanese Cartoonist’と題する発表を行った。さらに、これまでの研究成果のうち、戦時期のシンガポールを扱ったものは、博士学位申請論文「日本占領下シンガポールにおける文化政策」としてまとめ、一橋大学大学院言語社会研究科に提出した。同論文では、日本内地における戦時期の南方文化工作に関する構想、日本占領下シンガポールにおけるメディア環境、現地で提供された娯楽の諸相、現地で活動した日本人文化人の活動など、多岐にわたるトピックについて記述した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(23 results)
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[Presentation] 日本占領下シンガポールにおける映画工作2014
Author(s)
松岡昌和
Organizer
The 4th International Conference JSA-ASEAN 2014
Place of Presentation
Thammasat University Rangsit Campus, Prathumthani, Thailand
Year and Date
2014-12-16
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