トンボ類を指標とした生物多様性指標の構築に向けた研究
Project/Area Number |
13J04978
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Horticulture/Landscape architecture
|
Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
板川 暢 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特別研究員(DC2)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Keywords | トンボ類 / 生物多様性指標 / situ / kolam / 国際研究者交流 / インドネシア:中国 / ジャカルタ / 都市 / 土地利用構成 / COMB・cSI / ため池(Situ・Kolam) / 微視的生息規定要因 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究①「土地利用パターンとトンボ類の分布に基づく都市域の生物多様性指標の構築」の研究発表、及び、研究②「大・中規模の止水環境の内包する微視的環境によるトンボ類の生息規定要因」、研究③「ジャカルタ郊外農村域の小規模ため池の分布・利用実態とトンボ相の関係」の解明に向けた現地調査及び分析を行った。併行して、共同研究者と現地調査を行い、国際ワークショップ及び現地住民を交えたワークショップに参加した。また、中国科学院生態環境研究所で今後の共同研究に向けての準備を行った。 研究①については、2013年度までの分析結果に改良を加えて再度検証を行い、結果をThe 6th EAFES International Congressにて報告した。 研究②については、ジャカルタ中心・近郊外の16箇所の大中規模止水環境を対象に100mの調査区を40区画設定し、トンボ類の多様性に影響する要因をGLMMで明らかにした。結果はThe 5th International Conference of Jabodetabek Study Forumにて報告した。 研究③については、ジャカルタ西部のポリスガガ集落において、コラムと呼ばれる小規模な池を対象に調査を行った。パス解析により微視的環境要因などの直接効果と人為的要因などの間接効果に分けて、トンボ類の多様性に影響する要因と変数間の因果・作用関係を明らかにした。また、コラムの属性による消失リスクと貯水状況の傾向を把握するために、DCA及びクラスター解析による分析を行い、分類群毎のコラムの属性及び、消失したコラムの箇所数、最低・最高時水位の状況を確認した。4つのコラム群の消失リスクは第3群、第1群、第2群、第4群で高いと判断した。結果はランドスケープ研究に採択された。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(4 results)