W.V.クワインにおける存在論の探究-議論領域における個体定項の消去-
Project/Area Number |
13J05119
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Philosophy/Ethics
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Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
野村 尚新 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2015: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2014: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2013: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 分析哲学 / 動的認識論理 / マイノング主義 / 直観主義公開告知論理 / 公開告知論理 / Action model / クワイン存在論の拡張 / 動的認識論理の証明論 / 認識論理 / 形而上学 / クワイン存在論 / 志向性の論理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,クワイン存在論を理論的領域から日常の領域に拡張した場合に生じる問題点を検討,解消し彼の存在論を深化させることである.平成25年度では,マイノング主義(特にG. プリーストの非存在主義)を用いてクワイン存在論の方法論を踏襲しつつ彼の理論を日常の領域へ拡張した.つまり,非存在主義の志向性の論理を用いて,クワインの理論では整合的に扱えなかった非存在対象を扱えるようにした.これをまとめた論文は日本科学哲学会で受理され『科学哲学』Vol.48(1)にて掲載された. また,この研究より,クワインの存在論を日常の領域へ拡張したところ以下の点が不十分であることが判明したため,これを解決するために,平成27年度は前年度に引き続き,認識の変化を形式的に表現する動的認識論理の研究を継続した.そして,特に基本的な動的認識論理である公開告知論理におけるある既存の証明体系を検証したところこの体系に不備が見つかった.そこで,クワイン存在論のさらなる展開のために,この公開告知論理の既存の証明体系を指導教官である佐野勝彦と東条敏とともに再構築しTPLCなどで発表し,論文が受理された.また,この研究をもとにして公開告知論理の一般化であり発展体系であるAction model logicの証明体系を同教官らと共に構築してこれをLFCS2016にて発表し,また同学会へ論文を提出して受理された.さらに加えて,公開告知論理を直観主義論理へと拡張した直観主義公開告知論理の証明体系を同教官らと共に構築してLPAR-20にて発表し,同学会へ論文を提出して受理された.
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(10 results)