送受信協調準最尤ブロック信号検出を用いるマルチユーザMIMOアクセスに関する研究
Project/Area Number |
13J05725
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Communication/Network engineering
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
天間 克宏 東北大学, 工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | シングルキャリア伝送 / ブロック信号検出 / 超高速無線通信 / 同一チャネル干渉 / 動的チャネル配置 / マルチチャネル配置 |
Outline of Annual Research Achievements |
次世代移動無線通信システムにおいて期待されている超高速伝送の実現に向けて,私は優れた伝送品質を低演算量で実現できる準最尤型準最尤ブロック信号検出法と,無線ネットワークにおける同一チャネル干渉(CCI)の低減と収容トラヒックの増大のための干渉測定型チャネル棲み分けに基づく動的チャネル配置(IACS-DCA)におけるマルチチャネル配置について検討を行った.昨年度の検討では,IACS-DCAによる優先度2位以下のチャネルも同時に使用する単純なマルチチャネル配置について,従来法と比較して受信信号対干渉電力比(SIR)を改善できることを示した.しかし,優先度2位以下のチャネルの使用がアルゴリズムの動作を乱してしまい,チャネル再利用パターンの安定度が低下してしまうという問題があった.そこで私は,マルチチャネル配置に適したIACS-DCAとしてマルチグループIACS-DCAを提案し,従来のIACS-DCAによるマルチチャネル配置と比較して安定したチャネル再利用パターンを形成でき,また全ユーザが良好な伝送特性を達成できることを示した.また,これまでは準静的な干渉環境での検討が主であり,干渉環境がダイナミックに変動する場合における検討が不十分であった.そこで私は,アクセスポイント(AP)の分布が時変動するネットワークモデルにおけるIACS-DCAの性能評価を行った.ネットワーク上のアクティブAPが動的に変動するモデルを想定した計算機シミュレーションを行い,IACS-DCAがアクティブAP分布の時変動に対応したチャネル再利用パターンを形成できること,また従来法と比較して伝送特性を改善できることを示した.本年度は,上記の研究およびそれに関連した研究に関し,1件の国際会議,2件の国内研究会で成果発表を行った.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)