植物の機能未知タンパクSOG1と動物ガン抑制因子p53との機能類似性の検証
Project/Area Number |
13J06703
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Applied molecular and cellular biology
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
濱崎 英史 東京理科大学, 基礎工学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,530,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | SOG1 / SnRK1 / リン酸化 / リン酸アフィニティー電気泳動 / sd3 / Antimycin A / ATP / BiFC / 細胞周期 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度を含む2年間で植物の機能未知タンパク質SOG1とがん抑制因子であるp53との機能類似性の検証を行うことで植物におけるATP量の減少がトリガーとなるエンドサイクル制御機構の存在を立証するため、以下3つの研究を実施した。 ① SOG1とSnRK1の遺伝学的ネットワークの解析 ② SOG1とSnRK1との相互作用を調べる生化学的解析 ③ SOG1のリン酸化レベルを調べる生化学的解析 昨年度中に①および②について研究を終え、今年度は③について解析を行った。動物のp53は、細胞内ATP量の減少により活性化するAMPKによってリン酸化されることが知られている。動物AMPKのキナーゼドメインと植物SnRK1のキナーゼドメインは相同性が高く、SOG1のアミノ酸配列にも複数のリン酸化サイトが存在しているため、SOG1はリン酸化修飾される標的因子の可能性が考えられた。これを調べることで、SOG1とp53との機能類似性を示すことができると考えた。SOG1が細胞内のATP量に応答して修飾されるかどうかを調べるため、ATP合成阻害剤であるAntimycin Aを処理した植物体と処理しない植物体からタンパク質を抽出してSOG1タンパク質の挙動を調べた。リン酸アフィニティー電気泳動でSOG1を検出したところ、Antimycin A処理した植物体のSOG1タンパク質を示すバンドは、一部が高分子側にシフトした。このことからSOG1タンパク質は細胞内のATP量の減少に伴ってリン酸化修飾を受けている可能性が考えられた。 以上の結果から、植物にも細胞内ATPが少なくなることでエンドサイクルを調節する機構が存在する可能性が示唆された。以上の結果は纏め上げ、学術論文としてPlant Cell誌へ投稿した。現在は、レフェリーの助言に従って追加実験を行っている。また追加実験と並行して、再投稿する準備を行っている。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)