Project/Area Number |
13J06727
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
General fisheries
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
澤山 周平 東京大学, 農学生命科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 魚類群集 / サンゴ礁 / リモートセンシング / ハビタット / 生物多様性 / 生態系 / インドネシア / 魚類 / 生態 |
Outline of Annual Research Achievements |
WorldView-2マルチスペクトルセンサにより2013年に撮影された衛星画像を、複数の放射量補正法を用いて解析し、インドネシアのスペルモンデ諸島の3つの島の周囲のサンゴ礁のハビタットマッピングを行った結果、簡便な補正法によって高い分類精度を有するハビタットマップが作成可能であることが確認された。 このマップ中の礁斜面におけるハビタットの空間分布と、現場での潜水調査により取得した魚類の種組成や現存量のデータを組み合わせて解析を行った。調査区ごとの平均出現種数の比較や希薄化曲線を用いた解析の結果、サンゴの豊富な海域中で、砂礫域の近傍(以下、縁辺域とする)で魚類の種多様性が特に高いことが分かった。また、指標種分析の結果、サンゴの枝間に隠れ住むテンジクダイ科の一種や、サンゴのポリプのみを餌とするチョウチョウウオ科の一種のように、生サンゴと生態学的に強い関連を持つ魚種が縁辺域に選択的に出現していることが分かった。さらに、サンゴ礁生態系における重要な機能群である肉食性魚類およびサンゴ食性魚類について、平均個体数密度を各海域間で比較したところ、個体数密度が他海域に比べ縁辺域において高い魚類が見られた。 これらの結果は、サンゴ礁魚類の生息場が、サンゴの被度などの特徴だけでなく砂礫域からの距離にも強く影響されることを示している。衛星リモートセンシングを用いたサンゴの種や形態といった詳細な属性のマッピングは困難だが、高精度にマッピング可能な単純なハビタットの相対的な空間配置に着目することにより、生息する魚類群集の特性をある程度推定可能と考えられる。こうした知見は、ハビタットマップを用いた魚類の個体数モニタリング、分布推定モデルの構築や多様性のホットスポットの抽出など、様々な目的に応用可能であり、今後のサンゴ礁魚類の効果的な保全・管理の上で大きな意義を持つ。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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