Body Area Networkチャネルにおけるアンテナ・ディエンベディング
Project/Area Number |
13J08831
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Communication/Network engineering
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
長縄 潤一 東京工業大学, 理工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | Body Area Network / ボディエリアネットワーク / 電波伝搬 / チャネルモデリング / FDTD法 / アンテナ・ディエンベディング / Antenna De-embedding / Wireless Body Area Network / 球波動関数 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究ではボディエリアネットワークのうちon-bodyシナリオに着目し,アンテナを分離して記述できるチャネルモデリング手法の確立を目指している.具体的には,アンテナとチャネルをそれぞれ球面波展開の係数とその係数の変化として記述することを提案している.前年度までに,FDTD法を用いて本手法を実装し,簡単なアンテナ・平面人体モデルを用いてその検証を行った. 本年度では,以下の3項目の検討を行った. 1. 提案手法をより現実な状況で評価するために,リアルな人体モデルと複数ポートを持つ誘電体共振アンテナ(DRA)を実装に導入した.提案手法と従来手法を比較した結果,パスゲイン誤差・位相誤差が十分に小さいことを確認した. 2. 基本モード近似は,提案手法をより簡単に実装できるようにするものである.球面波の基本モードは,電気・磁気ダイポールと等価であるため,基本モード近似においては,球面波チャネルの代わりにダイポール間のチャネル応答を求めれば良いことになり,特に測定ベースの実装で有利である.しかしながら,あくまでも近似であるため,基本モード近似の精度を評価した.パスゲイン誤差をアンテナのサイズあるいは高次モード電力の関数としてモデル化した.また,基本モード近似を用いると,平均パスゲインは良く近似できることを明らかにした. 2. 提案手法を応用し,動的シナリオにおけるアンテナ性能評価を行った.具体的には,1.の基本モード近似と従来の準動的FDTD法シミュレーションを組み合わせることで,DRAを歩行動作中に用いた場合の平均パスゲインを予測した.この予測から有利なDRAのポート選択を行うことができることを示した.また,暗室内で動的シナリオ測定を行い,提案手法による予測と測定結果に関しておおよその一致を確認した.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)