機能化マイクロカプセルを用いたiPS細胞大量培養・分化システムの構築
Project/Area Number |
13J09088
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Biofunction/Bioprocess
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
堀口 一樹 東京大学, 工学系研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | iPS細胞 / アルギン酸 / マイクロカプセル / ips細胞 / 大量培養 / 増殖因子 / 透析 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度のマウスiPS細胞を用いたアルギン酸カルシウムカプセル固定化培養の知見に基づき,ヒトiPS細胞において,アルギン酸カルシウムゲルのみで構成されたNaked型,アルギン酸/ポリLリジンで構成される複合膜で被覆したCoated型,さらにEDTAで内部のアルギン酸カルシウムゲルを分解してアルギン酸/ポリLリジン複合膜のみで構成されたHollow型の3種類でカプセル固定化を行い,ヒトiPS細胞の形態,栄養基質であるグルコース消費量や培養後のDNA量評価による増殖評価,免疫染色などによる遺伝子発現の評価を行った. ヒトiPS細胞では,マウスiPS細胞のカプセル固定化培養で見られたような強力な分化抑制は見られなかったが,Hollow型カプセルに固定化されたヒトiPS細胞は,他のカプセル系に比べて良好に増殖し,未分化維持に効果があることが明らかとなった.このことから,ヒトiPS細胞はマウスiPS細胞に比べて剪断応力やゲルへの接触などといった物理的刺激に敏感であり,細胞死や自己分化が引き起こされることが予測された. この知見は,ヒトiPS細胞の医療応用に不可欠な細胞を大量に得る技術の確立に多いに寄与すると考えられる.ヒトiPS細胞の大量培養では,液流に伴う剪断応力による物理刺激などの制御が課題となり,本研究実績で得られた物理的刺激に敏感であるという知見は有効に活用できるものと考えられる.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)