Project/Area Number |
13J10855
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Social psychology
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
山岡 あゆち お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2014: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2013: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | オストラシズム / いじめ / 傍観者 / 間接的攻撃 / 凝集性 / 相互作用の期待 |
Outline of Annual Research Achievements |
申請者は、オストラシズム目撃課題を用いて、オストラシズム(仲間はずれ)に遭遇した場合に、オストラシズムの目撃に関連する「状況」が個人差に拘わらず、参加者がオストラシズムに加担するか否かに影響を及ぼすかどうかを検討することによって、いじめに遭遇した時の状況要因の影響について検討した。 いじめではオストラシズム発生後にも集団の関係が持続するという点に着目し、課題後に相互作用があることを期待させるかどうかという要因について(事後の相互作用の有無)その影響を検討した。また、協同作業で足を引っ張るものが被害に遭うといういじめ研究の知見から、オストラシズムの被害者が集団の協同作業を妨害するという状況についても(妨害)検討した。計画はオストラシズム発生(有無)、事後の相互作用(有無)、妨害(有無)の8要因被験者間計画で、女子大学生を対象に実験を実施した。その結果、事後の相互作用の有無、妨害の有無はいずれも主効果を持たなかった。交互作用は見られなかった。オストラシズムの有意な主効果が見られたが、オストラシズム有群の方が有意に被害者を助けるという援助的な結果が得られた。 よって、本研究ではいじめ研究で指摘されてきた状況的要因によっていじめに加担するという結果は得られなかった。この結果がパラダイムの不備によるものかは今後の検討が必要であるが、本研究はいじめの目撃者の行動について検討するパラダイムを提案したものであった。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)