科学系実験授業において学習者の知識の再構築を促すCSCLの研究
Project/Area Number |
14022105
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Shiga University |
Principal Investigator |
鈴木 真理子 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (40273388)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森広 浩一郎 兵庫教育大学, 学校教育学部, 講師 (40263412)
永田 智子 兵庫教育大学, 学校教育学部, 講師 (10283920)
鈴木 秀之 京都大学, 生命科学研究科, 助教授 (10202136)
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Project Period (FY) |
2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
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Keywords | 実験 / 知識構築 / CSCL |
Research Abstract |
1 教員養成学部・大学の授業におけるCSCL環境の利用について CSCL環境を組み込んだ教員養成課程の授業をデザイン・実践・評価した結果、1)CSCL環境を取り入れることで学習内容について大学生は活発に討論できること、2)CSCL環境によって実現された社会的背景の異なる集団との相互作用によって大学生に豊な学習が広がること、がわかった(永田ほか,2002;2003;印刷中;中原,2002;鈴木ほか,2003,印刷中)。 2 教員養成大学生の実験観について 教員養成系大学生の実験観を調べた結果、1)大学生は実験についてマイナスイメージをもっていること、がわかった(堀ほか,2002)。 3 教員養成学部での実践研究について 1)大学生自身によって実験をデザインすること、2)学習者のリフレクション活動を支援するCSCL環境を組み込むこと、を考慮した実践を教員養成系学部の選択授業で展開した結果、1)大学生が実験を肯定的にとらえるようになっていたこと、2)大学生が科学的知識が構築していたこと、が示された(鈴木ほか,2002;Suzuki, in press)。 4 小・中学校への展開について 小・中学校への展開をめざし、CSCL環境において学習者同士が相互作用する中学校理科の授業をデザイン・実践・評価した結果、1)中学生が授業方法について肯定的な評価をしていること、2)中学生の授業内容についてのリフレクション活動が盛んに起こっていたこと、が明らかになった(今井ほか,2002a;2002b)。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)