Project/Area Number |
14031226
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Aichi Cancer Center Research Institute |
Principal Investigator |
鈴木 律朗 愛知県がんセンター, 遺伝子医療研究部, 主任研究員 (20280810)
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Project Period (FY) |
2001 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
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Keywords | B細胞性リンパ腫 / CD56 / 生物学的予後因子 / 国際予後指標 / BCL2 / CD10 / 濾胞中心細胞 |
Research Abstract |
化学療法剤に対する反応性が良好な悪性リンパ腫は、一定の割合で治癒を期待できる悪性腫瘍となってきた。しかしながらすべての症例が治癒するわけではなく、リスクが高い患者を統計学的手法により見極め、先進的治療を行なう層別化が極めて重要になってきた。国際予後指標(international prognostic index, IPI)などの臨床的予後因子がこれまでに用いられてきたが、これらは何らかの生物学的予後因子を反映した代替因子(surrogate factor)であると考えられる。真の予後因子である生物学的予後因子を見いだし、これを用いて治療にあたることは、悪性腫瘍の治療において理にかなったものである。本研究では、未分化大細胞型リンパ腫・急性骨髄性白血病(AML M2,M3)で既に予後因子となることが見いだされているCD56がB細胞性びまん性大細胞型リンパ腫においても予後因子となるか、および生物学的発現意義に関して検討することを目的としている。 B細胞性リンパ腫におけるCD56の発現意義を検討するため、びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫およびバーキットリンパ腫症例で、CD56の発現の有無をフローサイトメトリー法および免疫染色法で検索した。この結果7例の陽性症例を見いだしたがいずれもCD10陽性例で、CD10陰性例ではCD56を発現する例はなかった。CD56陽性例はいずれもCD10陽性であるため濾胞性リンパ腫との関連を調べるため、腫瘍細胞よりDNAを抽出しBCL2遺伝子の再構成の有無を検討したが、再構成は認められなかった。同様にc-myc遺伝子の変異を検討したところ、t(8;14)染色体異常を含め、2例で異常が認められた。BCL-6,API2,MALT1遺伝子異常は認められなかった。今後、B細胞性リンパ腫に関わる他の遺伝子異常の検索を進めるとともにこれらの症例の臨床データとの相関を解析することにより、予後など臨床的意義との関連を解析する。
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Report
(1 results)
Research Products
(17 results)