A fundamenntal study of a Shogunate in Owari fendal clan-affiliated record
Project/Area Number |
14510371
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Japanese history
|
Research Institution | Nagoya University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
UKAI Naoyo Nagoya University of Foreign Studies, professor, 外国語学部, 教授 (10333262)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TAJIRI Noriko Nagoya University of Arts and Sciences Junior College, professor, 短期大学部・言語コミュニケーション学科, 助教授 (30211361)
|
Project Period (FY) |
2002 – 2005
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
|
Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2002: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | CHORIN / TOKUGAWAJIKKI / RYUUEIHINAMIKI / Oshirotsuki / Kenzyougirei / Information of Disasters / Korean Delegation / Ryuukyu Delegation / 朝鮮通信使 / 御城書 / 越後騒動 / 旧事大成経 / 幕府日記 / 堀貞高 / 松平君山 / 右筆所日記 / 御用部屋日記 / 視聴日録 |
Research Abstract |
平成17年度も毎月1回のペースで研究会を開催(計13回)し、釈文を進めると同時に注釈付けの作業を本格的に進めた。注釈付けを進めるにあたって、研究会のメンバーで分担して他史料との比較検討を行い、作業部会(『朝林』読点会)が本文に読点を入れながら、今までの釈文の再検討及び補注項目の選定を行っている。また個々の研究会メンバーの研究でも徐々に成果が出てきている。 1 『朝林』の釈文 研究会では毎回20丁〜40丁の釈文を行い、『朝林』前編巻29〜巻30、後編巻1〜巻3までを読み進めた。 2 注釈の状況 注釈の方針を『朝林』の特色を示すことに定め、登載記事が『柳営日次記』『徳川実紀』にあるかないかをチェックし、現在巻13まで進んでいる。また、読点を入れる作業及び補注項目の選定も進んでいる。 3 研究の状況 (1)災害関係記事の図表化 『朝林』前編(明暦元年〜天和3年)の洪水・地震・強風・火事による被災記事を、編年的に整理した。災害関係の記事が多いのは、『朝林』の特色の一つである。(鵜飼尚代「『朝林』前編災害年表」) (2)献上行為の分析 諸藩の幕府への献上儀礼について、すでに寛文・延宝期における献上物の分析はしており、本年度はさらに天和期の献上物を分析した。(福田花子「『朝林』前編にみる近世初期の献上儀礼」) (3)外交関連記事の分析 『朝林』には朝鮮通信史・琉球使節の記事など外交に関連する記事も比較的詳細に記載されている。前編における朝鮮通信使記事を分析したところ、情報源が一つでないこと、儀式に参列したからこそ得られた情報も含むこと等がわかった。また、他文献とも比較し、『朝林』記事の信憑性の高さ、詳細さがわかった。(早川秋子「『朝林』にみる朝鮮通信使記事に関する一考察」)
|
Report
(5 results)
Research Products
(18 results)