クラークシップ型臨症実習のコア・カリキュラムの作成と評価法の開発
Project/Area Number |
14572137
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Medical sociology
|
Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
阿部 好文 東海大, 医学部, 助教授 (30124928)
|
Project Period (FY) |
2002 – 2003
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
|
Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2003: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2002: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | 医学教育 / クリニカル・クラークシップ / OSCE |
Research Abstract |
1.クラークシップ型臨床実習のコア・カリキュラムの作成に関して まずクラークシップ型臨床実習のコア・カリキュラムを作成するにあたって、平成13年に医学・歯学教育の在り方に関する調査研究協力者会議から発表された「21世紀における医学・歯学教育の改善方策について-学部教育の再構築のために-」の別冊として配布されたモデル・コア・カリキュラムの臨床実習の一段目標・到達目標に関して検討を加えた。その結果、修正案を作成し、阿部が委員をしている日本医学教育学会卒前教育委員会に提出してさらに検討を加えた。現在、これらの検討をもとに改訂版のコア・カリキュラムを作成し、全国調査を行う準備をしている。また内科のクラークシップのコア・カリキュラムのモデルとして海外協力者のFagan博士からSGIM/CDIMの作成した"Core medicine clerkship curriculum guide"の提供をうけ、日本語版を作成中である。 2.クラークシップ型臨床実習の評価法 まず研究代表者の阿部と研究協力者(OSCE担当)の吉井が平成14年10月16日から19日まで、ワシントンで開催されたClerkship Directors in Internal Medicine (CDIM)の年次総会に参加して、アメリカのおけるクリニカル・クラークシップでの評価の実際を調査した。またこの場において海外研究協力者となっている、Fincher博士とFagan博士と面談して会議を持ち、とくにOSCEのおける評価の問題点に関して検討をおこなった。また日本医学教育学会卒前教育委員会が翻訳中である「クリニカル・クラークシップ(臨床実習企画運営責任者)のためのガイドブック」の第5章「学生の評価と成績づけ」を全国の臨床実習担当者に送付し、評価法の問題点のアンケート調査を行った。また共用試験OSCEでアドバンスとされた項目で、臨床実習中に学習をさせてOSCEで評価が可能な項目はどれかに関しても同時に調査をした。その結果をもとにクラークシップ修了時のOSCEに関して課題、評価表、評価マニュアルを作成中である。
|
Report
(1 results)
Research Products
(5 results)