Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡本 博史 北海道大学, 大学院・農学研究科, 助手 (40322838)
石井 一暢 北海道大学, 大学院・農学研究科, 助手 (70301009)
片岡 崇 北海道大学, 大学院・農学研究科, 助教授 (40231253)
土肥 誠 島根大学, 生物資源科学部, 助教授 (60284022)
芋生 憲司 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40184832)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2002: ¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
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Research Abstract |
本申請課題の日米共同研究は屋外環境下の先進農業技術の今後の方向性を『自動化』と『情報化』に求め,センサ,制御系,モデリング,通信システムなどの要素技術のオープン化を進めるとともに,インフォトロニクスの概念に基づくトータルシステムのプラットフォーム開発を目指したものである。『自動化』と『情報化』を究極に進めた生物生産システムの構築を目標設定した場合に,どのようなプラットフォームが必要で,その中の個別要素開発は今どこまで進捗しているのか,今年度は研究調査に主眼をおき実施した。個別要素技術の積み重ねにより構成されたトータルシステムは,一般に非効率・不経済になる恐れがある。そこで目標トータルシステムを設定し,そのトータルシステムを構築するうえで必要となるサブシステムを完備するといったトップダウンな研究戦略をとった。研究代表者・分担者は札幌において3回の研究会を実施し,GPSなどの周辺技術の動向を調査した。また,海外共同研究者との具体的な課題設定のために,「Automation Technology for Off-road Equipment(ATOE2002)」国際会議と併せて全メンバーによる共同研究推進会議を米国シカゴで開催し,研究テーマ設定と共同研究の立ち上げを行った。 AT0E2002会議は米国農業工学会(ASAE)主催の下,本研究課題に参画したメンバーが組織委員会を構成して,2002年7月26,27日に開催された。この会議はオフロード走行車両の自動化・情報化に関わる国際会議で,センサ,モデリング,通信システム,ユーザーインターフェース,制御系設計,マルチロボット,事例研究など基礎から応用まで幅広く取り扱った。世界中から75件の講演があり,この会議を通して具体的に共同研究課題を設定することができた。
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