Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
家本 修 大阪経済大学, 経営情報学部, 教授 (50184370)
正司 和彦 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (10029283)
近藤 勲 岡山大学, 教育学部, 教授 (50033361)
西野 和彦 大阪電気通信大学, 総合情報学部, 講師 (70330157)
植野 真臣 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (50262316)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2002: ¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
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Research Abstract |
本研究では,高等学校普通教科「情報」(以下,普通教科「情報」)における生徒の学習活動に対する評価観点および評価基準の整理と体系化を行った.特に,情報教育の3つの目標の内,「情報活用の実践力」に着目し,その評価法に関する研究を遂行した.「情報活用の実践力」は,「自ら学び,自ら考える力を育成すること」と密接に関連している.そこで,具体的にこれらの能力を評価する手法として,大学入試センター試験による評価の考察やそれに基づく模擬問題の作成,ポルトフォリオ評価の考察,および第三者評価機構のあり方の提案を行った.更に,前述の具体的な内容をふまえた評価問題のデータベースを開発した.また,イギリス等へ調査に行き,GCSE(General Certificate of Secondary Education)をはじめ,海外での情報教育の評価観点および基準の動向を調べ,考察を加えた. 本研究で述べる「情報」とは,IT機器によって処理されるデジタル情報のみならず,問題解決に関連する本質的な知識を重視するものである.学習者自身が問題を発見し,構成し,目的に応じて情報を活用(深い理解のために内容を洞察した処理の工夫)するプロセスを重視する必要がある.それゆえ,学習の成果を単なる知識量の増減のみで定量的に測定することは適切ではない.そのため,本研究では,評価法を「ペーパーワーク」(例;大学入試センター試験)と「コースワーク」(例:ポルトフォリオ評価)に分類し,各々の特徴ならびに評価手法を整理して,的確な評価基準を提案した.このような評価手法の整理により,学習活動に対する評価観点の体系化を行うことができた.、具体的には下記の項目について研究を行い,成果を得た. ・情報教育の指導と評価観点の整理と体系化 ・評価方法と評価組織の考察 ・評価問題データベースの開発
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