自治体における環境会計の構築-自治体に対する実情調査を踏まえた公的環境会計の検討
Project/Area Number |
14653021
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Accounting
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Research Institution | Hokusei Gakuen University |
Principal Investigator |
石津 寿惠 北星学園大学, 経済学部, 助教授 (70337004)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2002: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
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Keywords | 環境会計 / 自治体 / 環境施策 / 環境基本計画 / 事業評価 / ISO14001 / 環境マネジメント / 環境報告書 |
Research Abstract |
本年度は、当研究の2年度目に当たる。1年度目に行った「自治体に対する環境会計アンケート調査」について、さらに結果の分析を行うとともに、環境会計を先導的に導入している全国の自治体を訪問し、担当者との意見交換を行った。さらに、当研究テーマについて発表を行った。これらの活動の概要は以下の通りである。 (1)自治体訪問による意見交換=環境会計について先導的に取組み、導入している自治体を訪問し、上記アンケート調査の結果報告書を交えて、自治体環境会計のフレームワークや意義・活用方法等についての意見交換を行い、環境会計構築のための今後の課題や展望等について検討を行った。訪問した自治体は、一般会計部門では山口県、埼玉県、鯖江市、現業部門では名古屋市上下水道局、北九州市水道局などである。 (2)学術発表=昨年度に日本社会関連会計学会東日本部会で行った当研究に関する報告について学会誌『社会関連会計研究』第15号に「自治体の環境会計の現状と課題」として掲載した。また、当研究の成果の一部を勝山進編著『環境会計の理論と実態』(中央経済社)に「自治体の環境会計」として所収した。 (3)講演会等における報告等=2003年10月30日に行われた日本経営工学会の第1回経営工学セミナーの講師として「環境会計-環境経営のためのツール」を講演した。2003年11月21日に行われた日本計画行政学会の北海道支部研究会で、札幌市水道局の環境会計担当者による「札幌市水道局の環境会計」に対する対論者として出席し公的環境会計に関する意見を述べた。2004年1月16日に行われた札幌市ゴミゼロ会議の講師として「自治体の環境会計とゴミ処理システムの評価」について講演した。 (4)その他=1年度目に行った「自治体に対する環境会計アンケート調査」の結果分析、資料収集・調査。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)