Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Research Abstract |
昨年度までの研究推進により,パターンデータ直接回路化によるパターン認識装置のプロトタイプを完成した.これをベースに以下の開発を行った. 1)パターン認識装置のプロトタイプに対して,データの入出力を柔軟に行なえるMeta-I/O機構を付加した.具体的には,FPGAを入出力回路の実装用に用い,入出力仕様にあったI/O回路を常に実現できる機構を実現した.また,接続される入出力機器の方にFPGA上に実装される回路構成データを保持しておく機構も試作した.このような再構成可能な入出力機構により,従来の入出力仕様(例えは,Ethernet, USB, SCSI)に対してコンパクトなハードウェアサイズで効率的な対応が可能となる.さらに,新たな入出力機構に対してソフトウェアだけでなくハードウェア(回路)も適応的に実装することができ,柔軟な対応が可能となる.最終年度である本年度では,この入出力機構を完成し,これをパターン認識装置のプロトタイプに付加することで全体を完成した. 2)物体追跡用のカメラシステムを試作した.具体的には,色情報などをもとに,対象の画面上の位置情報から対象物体を検出しこれに追従するカメラシステム(CCDカメラとサーボモータ,および,検出装置から構成される)を試作した.本カメラシステムと上述したパターン認識装置を組み合わせることで,高速物体追跡の基本性能を実現することができた. 3)昨年度までに試作したパターンデータの直接回路化システムに上記の高速入出力機構と物体追跡用カメラを接続することで,本研究の提案(パターンデータの直接回路化)がシステムプロトタイプとして完成した.今後は,本システムの実世界における本格的な適用を検討する.
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