ものづくり教育の環境確立をめざす建築設計教育の手法に関する研究
Project/Area Number |
14655221
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | Fukui University of Technology |
Principal Investigator |
川島 洋一 福井工業大学, 工学部, 講師 (00342486)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 伸 石川工業高等専門学校, 建築学科, 助手 (40321426)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2003: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | ワークショップ / ものづくり教育 / 建築設計 / 建築教育 / 教育環境 / 設計課題 / 体験型設計教育 |
Research Abstract |
高等教育機関において、継続的にものづくり教育を行える環境を確立することをめざし、その方法を整備することが本研究の目的である。本年度は当初の計画に基づき、2002年(平成14年)に石川高専建築学科の学生を対象に行った第1回実験授業としてのワークショップ(体験型設計教育)、および2003年(平成15年)に福井工業大学建設工学科の学生を対象に行った第2回目の同様のワークショップの経緯および結果(作品)、それらの参加学生による授業評価アンケートなどのデータを分析した。それによりワークショップ方式の実習の方法論を検討し、報告書にまとめることが作業の中心となった。その中で、本研究と類似する目的を掲げて、実際に小建築を建設する実習を行っている北海道東海大学芸術工学部、およびものつくり大学建設技能工芸学科の見学と関係教員へのインタビュー調査を行い、本研究で提案する方法の今後の展望を考える資料とした。 このように本年度においては、研究計画通りに研究の成果をまとめ、報告書を作成した。また、日本工学教育協会の第52年次大会(金沢工業大学)において、研究成果を口頭発表したほか、福井工業大学研究紀要において、昨年に引き続き、2度目の報告論文を発表した。さらに、2005年3月に福井県立美術館を会場として開催した、研究代表者である川島の研究室の作品展において、2度のワークショップの経緯および作品を展示して広く一般に公表した。また、2005(平成17)年9月になるが、日本建築学会大会学術講演(近畿大学)における口頭発表を予定し、投稿の準備中である。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)