再生医療・細胞移植に対する病理学的な評価システムの確立
Project/Area Number |
14657051
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Human pathology
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Research Institution | National Research Institute for Child Health and Development |
Principal Investigator |
梅澤 明弘 国立成育医療センター研究所, 部長 (70213486)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 細胞移植 / 再生医療 / 形質転換 / 間葉系細胞 / 骨髄間質 / 遺伝子導入 / 寿命延長 / 生体内マイクロデバイス / 病理学 / 幹細胞 / 評価システム / 細胞治療 / 心筋細胞 / ヒト骨髄間質細胞 |
Research Abstract |
再生医療において移植細胞の生体内での局在を検出するシステムはいまだ確立されていない.移植細胞源として期待される骨髄間質細胞を生体外にて超常磁性体酸化鉄(SPIO)でラベルした後、モデル動物へ移植しMRIによる追跡が可能か否かを検討した.方法として、ヒト骨髄より採取した骨髄間質細胞を用い、SPIOであるResovistを培養液に添加し、細胞内への導入を行った.ラベル細胞の造影効果はNMR spectrometerにてT2緩和時間を測定した.ラベル細胞を免疫不全マウスの大腿部筋層内に注入し、T2-weighted fast spin-echoにてMRイメージングを行うとともに組織像との比較を行った.Resovist導入開始24時間で98%の細胞に鉄染色陽性を確認し、spectrometerにて細胞量に依存したT2短縮効果を認めた.移植後はT2強調像にて移植部位に境界明瞭な低信号領域が描出され、組織学的にも同領域に生存する移植細胞の局在を確認した.低信号領域は移植後8週にても描出されていたが、組織学的には移植後2週以降、宿主由来と思われる鉄染色強陽性細胞の増加が見られ、MRI画像が正確に移植細胞を反映しているとは言えなかった.以上のことより、結論として生体内外において細胞に導入されたSPIOの造影効果が維持され、MR画像にて描出できることが明らかになった.マウス移植モデルにおいては、MR信号減弱が移植細胞由来であると判断できるのは1週以内であったが、移植初期の細胞局在を確認するシステムとしては有効であることが明らかになったことは、「再生医療・細胞移植に対する病理学的な評価システムの確立」にとって極めて重要な意味があると考える.
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Report
(3 results)
Research Products
(33 results)
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[Journal Article] Immortalization of human fetal cells: The life span of umbilical-cord-blood-derived cells can be prolonged without manipulating p16INK4a/RB braking pathway.2005
Author(s)
Terai, M., Uyama, T., Sugiki, T., Li, X-K., Umezawa, A., Kiyono, T
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Journal Title
Mol.Biol.Cell 16(3)
Pages: 1491-1499
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