免疫抑制ウイルス遺伝子のヒト、マウスにおける機能類似遺伝子の探索
Project/Area Number |
14657080
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
石戸 聡 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (10273781)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | ユビキチンリガーゼ / ユビキチン化 / ヘルペスウイルス / 免疫抑制 / 哺乳類ホモログ / ヘルペスウイルスゲノム / 抗原提示分子 |
Research Abstract |
我々は、カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV)の免疫回避に関与するMIR1,2分子を見い出し、さらに、本研究費によって、興味ある構造的機能的類似分子群(c-MIR, HSPC240ファミリー)を哺乳類ゲノムに見い出した(JBC 2003)。c-MIRは、ウイルスMIR2と同様にB7-2を抑制する事ができるが、さらにMHC class IIをも抑制する。KSHV MIR1,2と現在までに見い出した類似分子群は、すべて同様の二次構造を持っており、E3ユビキチンリガーゼ活性をもつBKS-PHD domainを同じ部位に持っており、抗原提示関連分子を抑制する事が明らかとなった。よって、ウイルスMIR1,2と哺乳類の類似分子群を総括し、免疫抑制性E3ユビキチンリガーゼファミリーと名付け研究を行っている。c-MIRの生理機能を探索する目的にて、c-MIR mRNAの発現レベルを検討した。発現レベルは低く、total RNAサンプルではnorthern blot法にて確認出来なかった。よって、mRNA サンプル約3μgにて解析を行った。興味あることに、胸腺にてははとんど発現を認めなかった。さらに、ヒト、マウス未熟樹状細胞に有意にc-MIR mRNAを検出したが、LPSによる刺激によって発現は抑制された。これらの事からc-MIRは抗原提示亢進によって発現が抑制される可能性が明らかとなった。さらにc-MIRのknock out mouseを作成し検討している。
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)