リンパ球親和性ヘルペスウイルスによる白血病治療の基礎的研究
Project/Area Number |
14657192
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Pediatrics
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
浅野 喜造 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (40131180)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉川 哲史 藤田保健衛生大学, 医学部, 助教授 (80288472)
須賀 定雄 藤田保健衛生大学, 医学部, 助教授 (70257616)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | HHV-6 B / 抗腫瘍効果 / アポトーシス / MT-4細胞 / 急性リンパ性白血病 / bystander effect / HHV-6B / 成人T細胞性白血病 / 治療 |
Research Abstract |
昨年度までの研究結果から、HHV-6感染によるMT-4細胞のアポトーシス誘導が確認された。この結果を踏まえ、実際の急性リンパ性白血病患者からestablishした2種類の細胞について、HHV-6 B感染実験を行った、その結果、これら2種類の細胞でも、MT-4細胞とほぼ同等のウイルス抗原陽性細胞が確認された。IEA/ex3、OHV-3いずれの抗体を用いてもウイルス抗原が検出されたことから、前初期蛋白だけでなく後期蛋白も合成されていることが確認できた。またウイルス増殖の程度を、real-time PCR法による末梢血単核球中ウイルスDNA量の推移をモニタリングすることにより判定した結果、HHV-6 DNAはMT-4細胞同様感染後徐々に増加してゆき、感染後72時間で最高値に達した。フローサイトメーターを用いたアポトーシス細胞の検出においても、MT-4細胞より若干劣るもののアポトーシス陽性細胞が確認された。 さらに本年度は、ガンシクロビルを加えることによるbystander effectが得られるかどうか検討した。MT-4細胞にHHV-6 B(Z29株)をMOI=1で感染後、培養液にガンシクロビルを添加し、ウイルス増殖効果、アポトーシス陽性細胞数について検討した。現在はまだ適切なガンシクロビル濃度を検討している段階ではあるが、今後適切な濃度を決定後、by stander effectの有無について解析を進めてゆく予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)