トランスクリプトーム解析とファルマインフォマティクスの統合ゲノム薬理学
Project/Area Number |
14657616
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
応用薬理学・医療系薬学
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
田中 利男 三重大学, 医学部, 教授 (00135443)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角田 宏 三重大学, 医学部, 助手 (20314114)
西村 有平 三重大学, 医学部, 講師 (30303720)
中 充子 三重大学, 医学部, 講師 (10093139)
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Project Period (FY) |
2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
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Keywords | DNAマイクロアレイ / トランスクリプトーム / 遺伝子クラスター |
Research Abstract |
ポストゲノムシークエンス時代における薬理学研究は、新しいゲノムテクノロジーを基盤に国際的に急激な展開が認められる。この中でも特に、DNAマイクロアレイやディファレンシャルディスプレイなどによる包括的遺伝子発現プロファイル(トランスクリプトーム)解析技術は、近い将来臨床現場で活用されると、臨床医学にパラダイムシフトが起ると思われる。我々は、経済産業省プロジェクトに参加し、トランスクリプトーム解析技術における多くの技術的問題を克服し、標準的プロトコールを確立した。このプロトコールを活用して、ヒト血管平滑筋DNAチップを作製し、DNAマイクロアレイによりヒト血管平滑筋細胞のトランスクリプトーム変化を解析した。具体的には臨床循環器薬(ACE阻害薬、β受容体遮断薬)をヒト血管平滑筋細胞へ作用させ、各循環器薬の治療関連遺伝子クラスターを明らかにした。また、公開データベースから、主要医薬品(約1200成分)と多因子疾患(1214種)に関連する遺伝子(11980種)クラスターと文献をすべてダウンロードして、独自のデータベースを構築した。各循環器薬により作用を受ける遺伝子クラスターの機能的意義を、独自に構築したデータベースを用いて明らかにした。今後、それぞれの適応症において発現が変動する遺伝子クラスターを明らかにし、独自の病態薬理データベースを構築することにより、循環器系のゲノム薬理学の基盤を確立する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)