Project/Area Number |
14658056
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Okayama Shoka University |
Principal Investigator |
小松原 実 岡山商科大学, 商学部, 教授 (10234882)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2002: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | ネットワーク / 教育支援 / 教育工学 / プロトコル / 遠隔学習 / LAN / 学習支援 / CAI / 試験実施 |
Research Abstract |
従来のWWW上でのCGIとHTMLフォームの組み合わせによる教育支援システムの問題点を検討し,WWWサーバに依存せずにネットワークを用いる形態の試験実施支援システムを構築した.その大きな特徴としては,システムを利用する教師にHTMLやCGIプログラムといったネットワークに関する特別な知識を要求しないことがあげられる. 本システムは,教師用パーソナルコンピュータ(PC)と複数の学習者用PCから成り,それぞれのPCはLANに接続されている.教師用PCは入力された問題文などをTCP/IP上で独自プロトコルにより接続されたすべての学習者用PCに一斉に送信するとともに,学習者用PCの画面内に入力された学習者の回答データを受け取る.このデータの授受は毎秒1回程度の頻度で行うことができ、リアルタイムに学習者の入力状況を把握することができる点が、従来のWWWサーバに依存したシステムと大きく異なる特徴である. 本システムでは,問題提示と回答回収の一連の操作をあらかじめスクリプトファイルに記述しておき,実際の運用時にこのスクリプトファイルによる自動実行が可能である.教師はあらかじめテキストエディタなどで学生用PCに表示する設問や画像ファイル,回答回収までの時間などを記述,記録しておことで、授業を行なう際には,設問の文章などをその場で入力する必要がなく,学習者の回答状況などに注意を注ぐことができる.また,同一の授業を他のクラスでも行なう場合には,このスクリプトファイルをそのまま再利用でき,教師の負担を減少することができる. 教材としてのスクリプトファイル作成は一般的な表計算ソフトウェアでも可能であり,特別な知識を必要とせずに利用できるシステムを目指すという点は,かなり達成されている.また画像ファイルの利用も可能としたことで,授業での応用性は非常に高まった.これにより多様な科目での利用も考えられよう.
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)