知的障害児の家庭及び学校生活場面における選択機会の調査研究
Project/Area Number |
14710180
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educaion
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Research Institution | Joetsu University of Education |
Principal Investigator |
村中 智彦 上越教育大学, 学校教育学部, 助手 (90293274)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2003: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2002: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 知的障害者 / 家庭 / 選択機会 / 自己決定機会 / 要求言語 / 生涯支援 / 知的障害児者 / 家庭生活 / 自己決定 |
Research Abstract |
平成15年度は、平成14年度の研究結果を踏まえて、知的障害者の家庭における自己決定及び選択機会の実態に影響する子どもの要求言語レベルを高める要因を明らかにすること、生涯支援の観点から知的障害者の生活年齢と家庭における自己決定及び選択機会の実態との関連を明らかにすることを目的とした。 新潟県J地域に居住する就学前から学校卒業後までの在宅知的障害者の養育者400名と就学前から小学校高学年までの健常児200名を対象に、縁故法による質問紙調査を実施した。知的障害者については関連する親の会や福祉施設を通じて、健常児については地域の子ども会を通じて、養育者に質問紙への回答を依頼した。調査内容は、日常の家庭におけるさまざまな自己決定及び選択機会の実態、子どもの要求言語レベルと生活年齢、子どもの要求言語レベルに関連する好みや活動レパートリーであった。 分散分析と重回帰分析を主にしたデータの分析を行った結果、知的障害者においても、健常児においても、子どもの好みが明確で、活動参加のレパートリーが多い場面や機会で、自己決定及び選択機会が増加する傾向にあること、知的障害者においては子どもの生活年齢の高低と家庭における自己決定及び選択機会の実態との関連は明確に認められないこと、一方で、食事などの特定の場面や機会では、子どもの要求言語レベルは低くても生活年齢の増加に応じて、自己決定及び選択機会が増加する傾向にあることが明らかになった。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)