メディアを用いたドイツ語前衛文学の系譜-日本との比較を視野に入れて-
Project/Area Number |
14710360
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
独語・独文学
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
縄田 雄二 中央大, 文学部, 助教授 (20251382)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 石川淳 / ダウテンダイ / 村野四郎 / リンゲルナッツ / デジタル文学 / グリューンバイン / 詩とメディア / メディアと文学 / フォノグラフ / 日本語録音 / ヤンドル |
Research Abstract |
今年度は、研究課題につき広く精力的に研究を進めたが、具体的には以下の通りの成果を出した。 (1)論文"Bild per Schrift/Bild per Bild"で、文学の出版物においていかに図像性を表現するか、その際にいかに印刷技術が関わるか、という問題を立てて日独比較をした。 (2)論文"Die Einfuhrung der beweglichen Lettern und die Entstehung der Signifikantenlogik in der japanischen Literatur"において、マックス・ダウテンダイと比較しつつ、石川淳とメディアとの関わりを分析した。 (3)ヨアヒム・リンゲルナッツと村野四郎におけるスポーツ・メディア・文学三者の関係を比較し、学習院大学で口頭発表したほか、要点を"Anstreichungen in den Buchern Heideggers aus MURANO Shiros Nachlassbibliothek"に記した。 (4)読売新聞の記事「デジタル文学」で、ドイツ語デジタル文学(ハイパーテクスト構造を用いる、マルチメディア性を有する、読者参加性がある、など、書籍ではなくコンピューターにおいてのみ具現されうる文学)と日本語デジタル文学との現状を比較・分析した。 (5)縄田雄二編訳『ドゥルス・グリューンバイン詩集』の訳者後記で、ドイツ語詩と写真・CDといったメディアとの関係を論じ、日本語詩の状況と比較した。
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)