多様な非線形現象を呈するスイッチング回路の合成と解析に関する研究
Project/Area Number |
14750285
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
情報通信工学
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Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
坪根 正 長岡技術科学大学, 工学部, 助手 (50334694)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | スイッチング回路 / 非線形系 / 分岐現象 / ハイブリッドシステム / カオス / カオス制御 / 区分定数系 / 重区分線形系 |
Research Abstract |
本研究では、簡素なスイッチング回路である区分定数系や重区分線形系に対して、回路の呈する分岐現象や同期現象の解析を行うことを第一の目的としている。また、それらの回路でモデル化できる工学的応用回路(例えばサンプリング制御系)に対して、解析結果に基づいた高機能システムの開発を行うことを第二の目的としている。本年度(平成16年度)は,従来より高機能なシステムを構築するために,得られた解析法を設計手法に発展させて,高次の波形発生回路の合成を試みた.これらの回路でモデル化できる工学的応用例としてサンプリング回路系に着目し,解析結果に基づいた高機能システムの開発を行うことを目的としていた.これらに対して主に下記の2点の成果を得た. まず,前年度までに提案した"遅れ時間を利用することで制御対象の位置情報を必要としない新しい制御手法"の独創性を発展させた新しい合成法の構築を行った.これらの成果は国際会議(IEEE MWSCAS2004, IEICE NOLTA2004)で発表し、現在論文として投稿準備中である また,前年度までの安定解析手法や合成法を適用して,DC-DC電源変換回路やスイッチング電流サンプリング回路を合成して,そのシミュレーションや評価を行った.ここで対象としたDC-DC電源変換回路と電流サンプリング回路は,スイッチトキャパシタを基礎としており,これまでのサンプル値制御系に対する成果が適用できた.これらの成果は国内学会(電気学会,電子回路研究会)で発表し、現在論文として投稿準備中である.
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Report
(3 results)
Research Products
(18 results)