ディスコティック液晶の単分子膜による配向制御とナノ構造構築
Project/Area Number |
14750715
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
高分子構造・物性(含繊維)
|
Research Institution | National Institute of Advanced Industrial Science and Technology |
Principal Investigator |
物部 浩達 独立行政法人産業技術総合研究所, ユビキタスエネルギー研究部門, 研究員 (10344178)
|
Project Period (FY) |
2002 – 2004
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
|
Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
|
Keywords | ディスコティック液晶 / 自己組織化膜 / 配向制御 / 界面 |
Research Abstract |
アルキル鎖長の異なるトリフェニレン系ディスコティック液晶(CnOTP)を合成し、金基板上のアルカンチオール、非対称ジスルフィド等の自己組織化膜上等での配向挙動について検討した。C6OTP膜はヘキサゴナルカラムナー相において、2-ブタノン溶液からのキャスト膜については初期状態ではガラス基板を含め全ての基板上でカラムナー相においてプレーナー配向の傾向が見られたが、一旦温度を上げ等方性液体にした後カラムナー相へ除冷すると各々の基板によって以前と同様の配向挙動を示す傾向が見られた。何れの基板においても、更なる冷却による結晶相への転移に伴って微小ドメインが形成された。またアルコシキ鎖の鎖長の異なるC5OTP、C7OTP、C8OTPにおいても検討を行ったところ同様の傾向が見られた。ディスコティック液晶のヘキサゴナルカラムナー相において、膜の調製法による配向制御アシストの可能性が見出された。
|
Report
(3 results)
Research Products
(3 results)