NK細胞活性に対するmi転写因子(MITF)の影響
Project/Area Number |
14770097
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Experimental pathology
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
片岡 竜貴 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (20343254)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | MITF / NK細胞 / Perforin / NK活性 / perforin |
Research Abstract |
転写因子MITFの突然変異マウスは10種類以上が知られている。このうち,他の転写因子の活性を阻害する作用が示されている異常なMITF (mi-MITF)を発現するmi/miマウスの解析が最も進んでいる。このマウスの表現型として,NK細胞の機能不全が知られる。一方、MITFの発現が検出限界以下になっているtg/tgマウスではNK細胞の活性は正常である。今回,mi-MITFと同様に他の転写因子の活性を阻害する異常なMITFを発現しているMi^<or>/Mi^<or>マウス、およびnull突然変異であることが示されているmi^<ce>/mi^<ce>マウス・mi^<ew>/mi^<ew>マウスについて、NK活性を検討した。その結果、Mi^<or>/Mi^<or>マウスではmi/miマウス同様にNK活性が低下しており、mi^<ce>/mi^<ce>マウス・mi^<ew>/mi^<ew>マウスではtg/tgマウス同様にNK活性が正常であることが示された。また、NK活性が低下していたmi/miマウス・Mi^<or>/Mi^<or>マウスのNK細胞ではperforin遺伝子の転写が阻害されていたが、NK活性が正常なtg/tgマウス・mi^<ce>/mi^<ce>マウス・mi^<ew>/mi^<ew>マウスではその発現は正常であった。このことより、mi-MITFのNK細胞に対する効果は、他の転写因子のperforin遺伝子の転写活性に対する阻害効果であると考えられた。これらはすべてC57BL/6系統のマウスを用いて調べられた。WB系統のmi/miマウスでは,C57BL/6系統のmi/miマウスより表現型の異常が軽度であることが知られている。WB系統のmi/miマウスのNK活性およびNK細胞でのperforinの発現を検討したところ,NK活性の低下・perforin遺伝子の発現低下は見られず,mi-MITFのNK細胞に対する効果は、マウスの系統に依存すると考えられた。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)