functionalMRIによる脳賦活部と術中に確定された脳機能野との比較
Project/Area Number |
14770474
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Radiation science
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
阿部 香代子 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (00318049)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | functional MRI / 脳腫瘍 / 脳機能野 / Wadaテスト |
Research Abstract |
<目的>functional MRI(fMRI)による神経膠腫術前の脳機能野同定の有用性を確立する目的で本研究を行っている。運動野については高い有用性を得たが、言語野については不十分であった。今回、運動野については術中マッピングと、言語野については術前のWadaテスト、覚醒下手術による皮質刺激の結果とfMRIの賦活部を比較検討する。<対象>神経膠腫48例50腫瘍(2例は多発性)。<方法>MR機種はGE社製SIGNA1.5Tまたは東芝社製Excelart1.5T。各機器内臓の解析ソフトまたはSPM (Statistical Parametric Mapping)99にて解析。fMRIの賦活課題は運動野:掌握運動、言語語野:無言でのしりとり。Wadaテストにて言語の優位半球を同定し、運動野の同定は体性感覚誘発電位、運動誘発電位による術中マッピングを、言語野の同定は覚醒下手術下の皮質刺激による言語停止部位とし、fMRIの所見と比較検討した。<結果>運動野:48例中45例でfMRIによる賦活部は明瞭で運動野を確認。ほか3例は運動野に腫瘍浸潤があり、半身麻痺のため賦活課題が十分施行できなかった。言語野:fMRIによる賦活部は29例(31腫瘍)中15例(16腫瘍)で左下前頭回付近に、10例(11腫瘍)で両側下前頭回付近に認められた。fMRIで言語野不確定の14例中11例で言語障害はなく、同14例中12例でWadaテストが施行され、うち11例で優位半球を同定。fMRI、Wadaテストで確定できず、覚醒下手術で確定できた症例が1例、できなかった症例が1例あった。<考察>運動野:fMRIの有用性は賦活課題施行可能であれぱ非常に高いと考えられた。言語野:Wadaテストを併用し、同定された優位半球のfMRIの賦活部を検討することにより言語野の同定が可能になり有用性が高まると考えられた。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)