呼吸筋の緊張性振動反射による呼吸の促進効果、胸腔内圧の変化の臨床応用に関する研究
Project/Area Number |
14770688
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Thoracic surgery
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
神尾 義人 昭和大学, 医学部, 助手 (20338461)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2003: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 胸腔内圧 / 呼吸器外科手術 / 胸壁振動刺激 |
Research Abstract |
昨年に引き続き、胸部手術後の症例を対象に、胸腔内圧と呼吸に関しての測定を行い、さらに振動刺激の投与を行なった。胸腔内圧の測定方法は昨年から統一して行なっている。 結果(1)安静呼吸時のmean圧の平均は-6.77mmHg、peek圧の平均は-11.06mmHgであった。(2)術式で比較すると、肺切除の大きい症例の方が肺切除が小さい症例に比べてmean圧・peek圧ともに陰圧がやや強い傾向が見られたが、有意差は認めなかった。しかし、肺切除をまったく行っていない症例では、mean圧・peek圧の陰圧はともに平均より有意に弱かった。この差は肺切除症例で術後急性期に残存肺の再膨張が充分でないため横隔膜が収縮したことによる胸腔内の陰圧に肺が充分に緩衝していないことによると考えられた。(3)また肺を切除していない症例のデータは健常成人の胸腔内圧に近いものとして扱うことができると考えられる。 さらに本年度の検討では性別・年齢・身体の大きさ・術創の大きさなどによる、胸腔内圧の有意差はみられなかったが、胸腔内圧の値は症例によって大きく異なることが明らかとなった。 以上の結果・新たな知見については、平成15年度にすでに発表を行い、書面上でも報告している。 胸壁振動刺激の呼吸に対する効果・影響については以前からの研究を踏まえ、今回の研究結果を加味して、さらに比較検討を行なっている。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)