Project/Area Number |
14770815
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Urology
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Research Institution | Oita University (2004) 大分医科大学 (2002-2003) |
Principal Investigator |
江本 昭雄 大分大, 医学部, 助手 (60305050)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | リンパ管浸潤 / 前立腺癌 / VEGF-C,D / リンパ管新生因子 / リンパ節転移 / 低酸素 |
Research Abstract |
前立腺癌患者で前立腺全摘術、骨盤内リンパ節郭清術を施行した症例に対してリンパ管新生因子のひとつといわれているVEGF-C、-Dに対する抗体を用いて免疫染色を施行し、リンパ節転移の有無とVEGF-C、-Dとの発現について検討した。当科で前立腺全摘術を施行し、リンパ節郭清術を施行した症例のうち、リンパ管浸潤を認めた症例は10例であり、リンパ管浸潤が無かった症例より無作為に10例を抽出し、免疫染色を施行した。VEGF-Cではリンパ管転移を認めた症例のうち7例は弱陽性であり3例は陰性であった。リンパ管転移が無かった症例のうち8例が弱陽性であり2例が陰性であった。VEGF-Dについてはリンパ管浸潤を認めた症例のうち5例は強陽性であり、3例が弱陽性、2例が陰性であった。リンパ管転移が無かった症例のうち6例は弱陽性、4例が陰性であった。リンパ管浸潤においてVEGF-C,Dは何らかの関与が示唆された。 またリンパ管内皮細胞の単離を施行しているがリンパ管内皮細胞特異抗原であるLYVE-1に対する抗体の作成がうまくいかず、現在調製中であり今後引き続き施行予定である。
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