Project/Area Number |
14770995
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Plastic surgery
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
田原 孝子 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手 (50318961)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 真皮 / 再生組織 / 培養表皮 / 線維芽細胞 / フィブリン / 血管新生 / 一酸化窒素 / 一酸化窒素合成酵素 / 一酸化窒素合成阻害薬 / 熱傷 / 血管透過性 |
Research Abstract |
本研究では、今だ明確にされていない熱傷創部における一酸化窒素(NO)の役割とパーオキシニトリトによる組織ニトロ化が、熱傷部の組織障害にいかに関与しているかを明確にし、熱傷時の急性炎症時のNO,パーオキシニトリト、ニトロチロシン産生制御による、熱傷治療の可能性を探る事を目的とした。その結果、ニトロチロシン産生制御が熱傷創部組織障害に大きく関与する事が判明した。従って、熱傷創部管理には、このニトロ化合物の制御が救命率の向上、患者QOLの向上に大きく関わる事も明らかとなった。これらの知見から本研究遂行過程において、熱傷治療における全く新しい新技術を得るに至ったが、本研究結果は今後の新薬開発に関わる重要知見であり、特許申請を視野に入れた研究展開が必要と考えられ、その公表を差し控えたい。
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