Project/Area Number |
14771403
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Clinical nursing
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
菅原 聡美 千葉大, 看護学部, 助手 (70323409)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2003: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | がん患者 / 終末期 / ターミナルケア / スピリチュアルペイン / スピリチュアリティ / 一般病棟 / がん看護 / 霊的 |
Research Abstract |
1.一般病棟における終末期がん患者のスピリチュアルペインの実態調査 1)目的:一般病棟に入院する終末期がん患者のスピリチュアルペインの実態を明らかにする。 2)研究方法:<対象>予後が6ヶ月以内と予想される20歳以上のがん患者で、がんであることを告知されており、意識が清明で、会話が苦痛とならない身体的・心理的状態の患者のうち、研究の目的と倫理的事項について文書を用いて説明し、同意が得られたもの。<調査内容>過去の人生の意味付け、現在の状況の意味づけ、未来の状況への認識や感情、他者との関係についての認識や感情、価値観について、患者の背景。<調査方法>対象者の受け持ち看護師として看護援助を行いながら、調査内容に関連する対象者の言動、表情,態度、周囲の状況等を参加観察し、フィールドノートに記載する。また、対象者に調査内容に基づく半構成質問紙を用いた面接を行う。さらに、看護記録、診療記録より、対象者の背景や説明内容、患者の様子や言動についての資料を得る。<場所>都市近郊の大学病院。<分析方法>個別分析では、フィールドノート、面接の逐語録から、スピリチュアルペインを表すと考えられる部分を抽出し、意味を損ねないよう簡潔な文章に表し、意味内容が類似するものを集め、スピリチュアルペインとしての意味内容を表す一文で表現し、コードとする。全体分析では、個別分析で得られた全対象者のコードを、類似するもので集め、共通する意味内容を最もよく表す言葉で表現し、表題とする。 3)結果:得られた表題のうち、特に一般病院に特徴的と考えられるスピリチュアルペインとして、世話になっていることにひけめを感じ遠慮するつらさ、自分の気持ちより治療が優先されるつらさ、人の手を借りることによる自己尊重の低下、不本意な手助けも受け入れざるをえないつらさ、自分の身体が自由にならないいらだち、治療の合併症に関連した医療者への怒り、などが明らかになりつつあるが、現在調査続行中である。
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