教職志望学生の教育経験に関するティーチング・ポートフォリオ・システムの開発
Project/Area Number |
14780107
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
谷塚 光典 信州大, 教育学部, 講師 (30323231)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2003: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | ティーチング・ポートフォリオ / ディジタル・ポートフォリオ / 教育実習 / 教育実習事前・事後指導 / 臨床経験科目 / リフレクション / ASP |
Research Abstract |
本研究の目的は、教職志望学生が教師としての専門的資質・能力を形成するために教育実習において用いるティーチング・ポートフォリオとして、どのようなティーチング・ポートフォリオ・システムを構築することが有効であるのかを明らかにすることであった。 初年度としての次のように研究を進めた。 1.信州大学教育学部附属松本小学校の協力を得て、同校での基礎教育実習及び応用教育実習において、特定の教育実習生を対象に教育実習中の活動を追跡・記録した。授業参観、授業研究会参加、指導教官へのインタビュー等を行い、教育実習ポートフォリオとして蓄積する要素を抽出するためのデータを収集した。 2.授業「教育実習事前・事後指導」において、基礎教育実習生を対象に「教育実習Webポートフォリオ」の作成指導をし、Webサーバ上で公開した。この「教育実習Webポートフォリオ」は、HTMLファイルとPDFファイルを組み合せた学習指導案と、INTASCスタンダードに基づくリフレクションシートとから成る。「教育実習Webポートフォリオ」の作成を通して、教育実習生は、教育学部において学修する中での教育に関するさまざまな臨床経験を振り返り、自己の成長過程を客観的な観点を用いて明らかにすることができることがわかった。 3.教育実習リフレクションシートの相互評価システムを開発した。教育実習生間で「教育実習Webポートフォリオ」を評価し合うために、ASP(Acitve Server Pages)を用いて相互評価コメントをデータベース化した。Web上で相互評価コメントを記入・閲覧することを通して、教育実習生は、教育実習における成果を改めて振り返り、自己の成長を見つめ直すことと合わせて相互の成長を認め合うことができることがわかった。 4.教師教育におけるティーチング・ポートフォリオの活用に関する資料を収集した。海外の教師教育、特に教員養成段階におけるディジタル・ティーチング・ポートフォリオの活用やそれらを支える理論研究に関する文献・情報を収集した。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)