Project/Area Number |
14780123
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Matsue National College of Technology |
Principal Investigator |
岩田 淳 松江工業高等専門学校, 一般人文科学科, 助教授 (00280438)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | CALL / WBT / 動画 / ストリーミング / マルチメディア / 英語教育 |
Research Abstract |
前年度に引き続き、これまで開発した動画利用の英語WBT教材を授業(2年生)で利用し、学習評価、アンケートの分析結果をもとに、動画とタスクの有効性の検証を行った。また、システム、レイアウト、インターフェイスの最終的な改善を行った。この他、研究調査としてメディア教育開発センター主催の国際シンポジウム『高等教育におけるe-Learning-その成功の条件-』に参加し、内外の大学における教育へのe-learningの導入の実践報告を聞き、研究の遂行に必要な情報収集を行うとともに、発表者や他の参加者と情報交換を行った。 アンケートによるWBTの効果に関する分析においては、75%の学生が動画によって会話の使用コンテキストの理解に役立ったと回答し、60%の学生がWBTにより主体的に学習に取り組めたと回答していることから、動画とWBTが学習への動機付けを高めることに有効であることが判明した。また、WBT教材の持つ(1)汎用性(2)マルチメディア対応(3)インタラクティブ性(4)迅速なフィードバックが学習に有効に機能することも確認された。 動画コンテンツについては松江城、小泉八雲旧居、松江駅といった学習者になじみの深い場所での英会話表現が学習者に関連性と現実性が高く、学習への関心を深める要因であったことから、学習者に"関連する(relevant)"動画教材の提示が英会話授業において重要であることも確認することができた。さらに、授業者として、Warm-up Task, Watching Task, Follow-up Taskの3つのタスクを組み入れたWBTによるe-learningが授業を補強するツールとして有効に機能することが確認できたことは大きな研究成果であった。 これまでの研究成果については、全国高専英語教育学会の第28回全国大会で『Task-based Language Training with Streaming Video Clips for EFL Learners』とのタイトルで発表し、同学会の研究論文集にて論文を発表した。 開発した教材は「ストリーミングメディアを利用した英語教材」とのタイトルでWWW上に公開(http://www.matsue-ct.ac.jp/gs/foreign/class/stream/)した。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)