コンポーネントベースソフトウェア開発におけるコンポーネントの探索に関する研究
Project/Area Number |
14780239
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計算機科学
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
高田 眞吾 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (60273843)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | コンポーネント / 再利用 / クラス検索 |
Research Abstract |
近年注目されているコンポーネントベースのソフトウェア開発(Component-based Development)では,既存のコンポーネントの利用により高品質・高生産性が期待されている.しかし,必ずしも期待されているほどの成果をあげていない.従来の開発形態同様,コンポーネントベースソフトウエア開発でも設計などの作業を行うが,既存コンポーネントの利用が重要な位置を占めるのにも関わらず,設計作業とコンポーネントの探索作業がうまく融合されていない.そこで,本研究では,これらの二つの作業が開発プロセスの中でシームレスに統合されて行えることを目指す. 本研究では,新規アプリケーションを設計しているときに,同時に再利用したいコンポーネントを探索する,という開発プロセスを基本とし,それを支援するプロトタイプツールを作成した.本ツールでは,設計はUMLのアクティビティ図を利用し,コンポーネントとしてはEnterprise Java BeansやWebサービスなど粒度の大きなものを対象とした.本ツールを利用するにあたり,開発者はまずアクティビティ図でアプリケーションのワークフローを記述する.アクティビティ図のアクションステートが一つの作業の単位となっているが,それをコンポーネントとみなし,そこから利用したいコンポーネントを探す.コンポーネントの探索にはSemantic Web技術を利用する.妥当なコンポーネントが見つかったら,それとアクションステートを対応付け,各コンポーネントを結合するアダプタを生成しアプリケーションを実行できるようにする.
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)