生物起源炭化水素から生成する有機硝酸類の地球環境循環
Project/Area Number |
14780418
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Environmental dynamic analysis
|
Research Institution | National Institute for Environmental Studies |
Principal Investigator |
谷本 浩志 独立行政法人国立環境研究所, 大気圏環境研究領域, 研究員 (30342736)
|
Project Period (FY) |
2002 – 2004
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
|
Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Keywords | 有機硝酸類 / 生物起源炭化水素 / パーオキシアセチルナイトレート |
Research Abstract |
今年度においては、以下の二つの研究を行った。 1.有機硝酸類の標準ガスの調整と分析: 濃硝酸とアルコールの反応を用いて液相の有機硝酸類を合成した。適宜、有機硝酸類試料の精製を行った後、複数成分を同時に注入する方式で、気体状有機硝酸類の高圧標準ガスを調整し、測定装置のキャリブレーションに使用できるようにした。 2.大気中有機硝酸類のサンプリング方法の開発: ガスクロマトグラフ/負イオン化学イオン化質量分析計を用いて、有機硝酸類を分離後、質量数によって検出する手法の開発を行った。特に、液化炭酸ガスを用いて、大気中濃度が1ppt以下と非常に低い有機硝酸類を低温濃縮するサンプリング装置の製作を行った。100〜200倍程度の濃縮率が達成でき、大気中の低級有機硝酸類の検出が可能になった。
|
Report
(3 results)
Research Products
(1 results)