Project/Area Number |
14F04724
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Electronic materials/Electric materials
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
杉山 正和 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90323534)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DELAMARRE AMAURY 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
DELAMARRE Amaury 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 太陽電池 / 化合物半導体 / 量子構造 / 量子井戸 / フォトルミネッセンス / 中間バンド |
Outline of Annual Research Achievements |
量子井戸を挿入したIII-V族化合物半導体太陽電池に関して,集光下での開放電圧が同じバンドギャップを持つバルク材料による太陽電池に対して有意に増大する現象が昨年度確認されていた.今年度は,そのメカニズムを詳細に調査した.同一の構造を有するInGaAs/GaAsP量子井戸(20層)を光吸収層(i層)として用い,nおよびp層をGaAs,さらにバンドギャップの大きなInGaPと変化させた2種類の単接合太陽電池を作製した.太陽電池の熱力学的モデルによれば,開放電圧を決めるのは吸収層のバンドギャップであり,2つのセルは同一の開放電圧を示すはずである.しかし,光強度を太陽光の集光度として1~1000倍の範囲で変化させて開放電圧を測定したところ,InGaPを用いた場合のほうが1000倍集光で0.2 Vほど開放電圧が高くなった.これとは逆方向の実験として.上記2つの太陽電池に外部から電流注入してエレクトロルミネッセンスの強度を測定した.その結果,InGaPを用いた太陽電池においてGaAsを用いた場合と同一のエレクトロルミネッセンスの強度を得るためには,0.15 Vほど大きな外部電圧を必要とすることが分かった.これらの結果を,太陽電池のデバイスシミュレーションを併用しながら検討した結果,検討対象とした量子井戸挿入太陽電池においては電子・成功の分布が空間的に不均一であり,太陽電池内部において電子・正孔が空間的に熱力学的平衡を満たしていないことがわかった.この結果は,今後さらなる高効率化を目指して量子構造太陽電池の設計を最適化する際にきわめて重要な知見である.
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)
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[Presentation] Investigation of solar cells operation by luminescence: Current and voltage analysis on CIGS and multi-quantum well solar cells2014
Author(s)
Amaury Delamarre, Laurent Lombez, Pierre Rale, Gilbert El-Hajje, Daniel Ory, Myriam Paire, Hiromasa Fujii, Warakorn Yanwachirakul, Kentaroh Watanabe, Masakazu Sugiyama, Yoshiaki Nakano, Pierre Destruel, Jean-François Guillemoles
Organizer
IUMRS-ICA 2014 (The International Union of Materials Reseach Societies - International Conference in Asia 2014); Symposium E-1
Place of Presentation
Fukuoka, Japan
Year and Date
2014-08-24 – 2014-08-30
Related Report
Invited